2ショットを披露したシャキーラとトム・クルーズ
シャキーラがふたたびスポットライトを浴びた。6日、シャキーラは米『ビルボード』誌初の「ラテン・ウーマン・オブ・ザ・イヤー」を受賞、世界の女性に向けて力強いメッセージを発した。その翌日にはハリウッドのトップスター、トム・クルーズと並んで公の場に姿を現したのだ。
5月7日日曜、シャキーラはトム・クルーズとともにマイアミで行われたF1グランプリの会場を訪れた。
二人は肩を並べてF1会場「マイアミ・インターナショナル・オートドローム」に到着、親密な雰囲気を漂わせた。
そして、シャキーラとトム・クルーズは同じボックス席でGPレースを並んで観戦、会場の人々を驚愕させた。歌姫とトップスターという「カップル」の姿はたちまちのうちにオンラインで拡散した。
シャキーラは2人の子供、ミランとサーシャも同伴しており、子供たちもトム・クルーズとうちとけた様子を見せた。
Tik Tokユーザーの一人@Juliettedaysが投稿した動画には、シャキーラとトム・クルーズが言葉を交わす様子、さらに二人の会話に加わろうと息子のミランが近づくところが収められている。
その一方で、シャキーラは自身のソーシャルネットワークのアカウントにはトム・クルーズではなく、イタリア人デザイナーのリッカルド・ティッシとの2ショットを投稿している。
おそらくシャキーラは現在、キャリアでもっともよい時代の一つを過ごしているといえるだろう。
シャキーラは昨年に元サッカースペイン代表のジェラール・ピケと離婚、約1か月前に2人の子供とともにバルセロナからマイアミに居を移したばかりだ。引越し後初の公の場となったビルボードの授賞式で、ふたたび自信にあふれた姿が見られた。
「ビルボード・ラテン・ウーマン・オブ・ザ・イヤー」賞を受賞したシャキーラは、「この賞を私の母とすべてのシングルマザーに捧げます。『ウーマン・オブ・ザ・イヤー(今年の女性)』以上に、『イヤー・オブ・ザ・ウーマン(すべての女性の年)』を祝いましょう!」と熱を込めて語りかけた。
さらにシャキーラは自分のプライベートにも言及:「人生では、相手を追い求めることから自分自身を追い求めることに変わる時期が訪れます。相手が自分に誠実であるかどうかは、それほど重要ではありません。本当に大切なことは、あなたが自分自身に誠実でありつづけることです」
「人生でもっとも途方に暮れていた時、本来の自分を取り戻す道へと導いてくれたのは、ほかでもない音楽でした」
スピーチにある通り、2023年1月にシャキーラはビザラップとのコラボ曲『Shakira: BZRP Music Sessions #53』をリリース。楽曲は米ビルボードの「Hot 100」9位にランクイン、スペイン語歌詞で同チャートのトップ10に入った初の女性アーティストとなった。
シャキーラは世界の女性に向けて語りかけた:「この一年を通じ、女性は自分たちが思っているよりもずっと強いということを実感しました。さらに、女性は自分たちが思っているよりもずっと勇敢なのです」
「私たち女性は、これまで教え込まれてきたよりもずっと自立した存在なのです」と世界中の女性に語りかけるシャキーラは、「ウーマン・オブ・ザ・イヤー(今年の女性)」にふさわしい輝きにあふれていた。
ここ一年を通じてシャキーラが示してきた率直な発言や行動は、多くのファンや身近な友人たちから全面的に支持されている。
シャキーラに今回の賞を手渡す大役を担ったのは、同じくコロンビア出身の歌手、マルーマ。授賞を通じ、シャキーラへの深い友情を表現した。
「今日ここにいるシャキーラが、自分の心と経験に正直に楽曲づくりをしていることは僕が保証します。彼女は歴史をひっくり返すような歌詞を書き、女性賛歌ともいえる最高の楽曲を作りあげました」とマルーマは盟友を称賛した。
メキシコ出身の歌手タリアは、ビルボード授賞式のガラディナーでシャキーラと2ショットを撮り、自身のインスタグラムアカウントに投稿。「大好きなシャキーラ!またあなたをハグできるなんて最高」とコメントを添えた。
「今日という重要な日をあなたや音楽業界の仲間といっしょに祝うことができて幸せ。なんてパワフルな夕べでしょう。あなたは大切な友だち、また会う日を楽しみにしています!」と締めくくった。
大舞台に戻ってきたシャキーラ、今後もさらなる話題を振りまいてくれることは間違いないだろう。それが新たなロマンスなのか歌手としての活躍なのか、あるいはその両方か、コロンビアの歌姫から目が離せない。