シャキーラ、レオナルド・ディカプリオ…… セレブたちが所有する豪華プライベート・アイランドの数々
タヒチ沖に浮かぶテティアロア島。マーロン・ブランドがこの島と出会ったのは『戦艦バウンティ』(1962年)の撮影でこの地を訪れたときだ。自伝の中では、「わたしが真の安らぎに最も近づいたのは、自分の島にいるときだった」と述べている。ちなみに、現在はサメやカメ、サンゴ礁の研究者たちもこの島を利用している。
また、マーロン・ブランドの遺灰の一部はこの島に散骨されたとのこと。2014年には、現在の所有者が高級リゾート「ザ・ブランド」をオープン、名だたるセレブたちがこぞってバカンスにやって来るようになった。コロナ禍の最中にキム・カーダシアンが「わずかな時間だけ普段どおりの生活を味わいたい」として、ここを訪れた話は有名だ。
アカデミー賞俳優、レオナルド・ディカプリオが購入したのはベリーズ沖のブラックアドア・カイ島だ。環境保護活動への取り組みで知れらるディカプリオらしく、地球にやさしい新技術を駆使した高級エコリゾートの建設を目指していた。
画像:Travel Global/Youtube
ディカプリオのリゾートは当初2018年にオープン予定だったが、その後2020年に延期。ところが、地元住民の激しい反発を招き、建設は行き詰まりを見せている。とりわけ、100棟あまりの水上コテージを浮かべるという計画は、魚の繁殖地破壊につながるとして大きな批判を浴びることとなった。
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ラテンポップの女王シャキーラはピンク・フロイドのロジャー・ウォーターズ、スペイン人歌手アレハンドロ・サンスとともに、バハマにあるボンズ・ケイ島を共同購入したようだ。3平方キロメートルほどの小島だが、パパラッチの追跡を逃れ、美しいビーチを満喫することができるはずだ。
写真:Travel Global/Youtube
同じくバハマにあるゴート・ケイ島の開発に、ほぼ10年を費やしたという大物カントリーミュージシャン夫妻のフェイス・ヒルとティム・マグロウ。フェイス・ヒルは『Architectural Digest』誌上で「少々、世間知らずでした」とおどけているが、島で暮らすとなれば邸宅のほかに水道や電気、スタッフの住居などが必要になることを見落としていたのだ。おかげで島を購入したのは2003年だったが、結局引っ越すことができたのは2012年になってしまった。
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しかし、プライベート・アイランドの維持は容易ではないらしい。2021年、フェイス・ヒルとティム・マグロウがこの島を3500万ドルで手放したと伝えられたのだ。当時、この物件には605平方メートルの邸宅に加え、ビーチに面したドック付きのドーム2棟、スタッフ用住居3棟、大型設備や機械室が含まれていた。
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『パッション』(2004年)でヒットを飛ばしたメル・ギブソン。彼が目を付けたのはフィジーにある面積およそ22平方キロメートルのマゴ島だった。この島はプライベート・アイランドとしては世界最大級で、ギブソンは日本企業から買い取ったとのこと。
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ところが、地域住民たちはこの動きに反発。1860年代にオーストラリア人の兄弟が島に綿花プランテーションを設立し、本来の島民を強制的に移住させたという歴史があるためだ。しかし、ギブソンは反対を押し切り、1500万ドルで島を購入してしまった。
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プエルトリコ出身の歌手、リッキー・マーティン。2008年に、ブラジル沖に浮かぶマイア島を購入したという報道がなされた。海洋保護区内にあるこの島の面積はおよそ7.7ヘクタール、リオデジャネイロから船で2時間しかからないという。島内には、要塞の一部として建てられた古い監視塔も備わっている。
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一方、サバイバル番組で有名なベア・グリルスは2001年にウェールズ沖の小島を10万ドルで購入したらしい。灯台と海洋生物が見どころといった島で、ウェブサイト「Wales Online」によれば、グリルスの邸宅もかなり質素だという。けれども、本人は2012年に『ヴァニティ・フェア』誌上で、この島が「地球上で一番お気に入りの場所」だとコメントしていた。
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イタリア貴族の家系に生まれたジャーナリスト兼モデルのベアトリーチェ・ボロメオ。『ピープル』誌によれば、プライベート・アイランドを5つも所有しており、そのうちの1つは北イタリアのマッジョーレ湖に浮かぶベッラ島だそうだ。この島は17世紀まで漁師たちの拠点だったが、ボロメオの先祖が別荘として開発を進めた場所だ。
画像:Isola Bella, CucombreLibre from New York, NY, USA, via Wikimedia
2015年、ボロメオはモナコのシャルレーヌ公妃の息子、ピーエル・カシラギと豪華絢爛なこの島でロイヤルウェディングを挙げた。
画像:View of the gardens on Isola Bella, Dolly422, via Wikimedia
ニコラス・ケイジが思い切った行動に出ることは珍しくない。2006年にはバハマにあるリーフ・ケイを購入したというが、美しいビーチや豪邸を抱えるこの島はイグアナたちの楽園でもあるのだ。しかし、16年後の2022年に750万ドルでふたたび売りに出したと伝えられている。この物件の目録によれば、抜群のビーチや大型クルーザーの停泊地があるという。
画像:dfprdummy/Youtube
2006年、マジシャンのデイヴィッド・カッパーフィールドはバハマのカッパーフィールド湾にある11の島々を購入。さらに巨費を投じて、これを超高級リゾートに変身させてしまった。その宿泊費は12人用のヴィラの場合、一泊4万ドルを下らないそうな。
画像:Musha Cay / My Private Villas / Youtube
マイアミからわずか90分という立地だけあって、この島々にはオプラ・ウィンフリーやビル・ゲイツといった各界の大物たちがたびたびやって来る。さらに、ペネロペ・クルス&ハビエル・バルデム夫妻やGoogle創業者の1人セルゲイ・ブリンはここで豪華結婚式を挙げているのだ。
画像:TheRichest / Youtube
『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズの撮影で、南国の美しいビーチに魅了されたジョニー・デップ。そして2004年、バハマにある面積18ヘクタールのリトル・ホールズ・ボンド・ケイ島をついに購入。島内のビーチには、元妻のヴァネッサ・パラディや子供たちにちなんだ名前を付けたそうだ。
画像:TheRichest / Youtube