忘れられないシーンに登場したメガネやサングラス11選:どんなモデルか知ってる?

映画を彩るメガネやサングラス
『ティファニーで朝食を』(1961年)の「ホリー・ゴライトリー」
『ファイト・クラブ』(1999年)の「タイラー・ダーデン」
『キングスマン』(2014年)の「ハリー・ハート」
『トップガン』(1986年)の「ピート・“マーヴェリック”・ミッチェル」
『ターミネーター』(1984年)の「T-800」
『マトリックス レザレクションズ』(2021年)の「ネオ」
『ハリー・ポッターと賢者の石』(2001年)の「ハリー・ポッター」
『卒業白書』(1983年)の「ジョエル・グッドセン」
『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』(2011年)の「イーサン・ハント」
『メン・イン・ブラック』(1997年)の「J」
『マン・オブ・スティール』(2013年)の「クラーク・ケント」
映画を彩るメガネやサングラス

主な登場人物がサングラスやメガネをして登場、それが最高に似合っている映画作品といえば、誰が思い浮かぶだろうか? あまりにも有名やサングラスのモデルや知られざる特注エピソードを追ってみよう。

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『ティファニーで朝食を』(1961年)の「ホリー・ゴライトリー」

ブレイク・エドワーズ監督作『ティファニーで朝食を』はトルーマン・カポーティの同名小説を原作とした映画で、「ムーン・リバー」などヘンリー・マンシーニが作曲した美しい音楽でも有名だ。オードリー・ヘプバーン演じる主人公「ホリー・ゴライトリー」の特徴的なサングラスは、英国老舗ブランド、オリバー・ゴールドスミスがこの映画のためにデザインした一本で、モデル名は「マンハッタン」という。

写真:Paramount Pictures

『ファイト・クラブ』(1999年)の「タイラー・ダーデン」

男たちが殴り合う秘密結社を描いて社会現象となった映画『ファイト・クラブ』。ブラッド・ピット演じる謎の男「タイラー・ダーデン」の持ち物であるサングラスは、1980年代後半にカリフォルニア州ウェスト・ハリウッドで創業したオリバーピープルズの「OP-523」だ。

写真:20th Century Fox

『キングスマン』(2014年)の「ハリー・ハート」

英国紳士が活躍するスパイ映画の快作『キングスマン』。コリン・ファース演じる「ハリー・ハート」は細身のダブルスーツに身を包み、さまざまな機能を搭載したスパイ専用眼鏡を装着している。この眼鏡は英国老舗ブランド、カトラー・アンド・グロスが同作のためにデザインしたもの。

写真:20th Century Fox

『トップガン』(1986年)の「ピート・“マーヴェリック”・ミッチェル」

映画『トップガン』でトム・クルーズが着用しているサングラスは、レイバンの「アビエーター」だ。アメリカ空軍の依頼を受けて1937年に開発されたモデルで、「レイバン」というブランド自体が「アビエーター」と一緒に誕生したと言っていい。定番モデルとしてもともと根強い人気を誇っていたが、『トップガン』が公開されると売り上げが4割増えたという。

写真:Paramount Pictures

『ターミネーター』(1984年)の「T-800」

アーノルド・シュワルツェネッガー扮するターミネーター「T-800」が『ターミネーター』の一作目で着用しているのは、「ガーゴイルズ」のサングラス。そのいかにもごついフォルムが、殺人マシーン「ターミネーター」のタフさをよく表している。

写真:Orion Pictures

『マトリックス レザレクションズ』(2021年)の「ネオ」

『マトリックス』シリーズでは、登場人物たちが「仮想世界」に侵入するにあたって個性的なサングラスを装着するのがお決まりとなっており、その伝統はシリーズ第4作目の『マトリックス レザレクションズ』でも踏襲されている。本作のサングラスを製作したのは、英国のオーダーメイド・アイウェアブランド「Tom Davies」。劇中に登場するサングラスを200個以上製作したという。キアヌ・リーヴス演じる「ネオ」が着用しているモデルは「MR. ANDERSON」と名付けられている。

写真:Warner Bros

『ハリー・ポッターと賢者の石』(2001年)の「ハリー・ポッター」

「ハリー・ポッター」の丸縁眼鏡は、弱視のハリーにとって必須のアイテムであると同時に、キャラクター造形という観点からも欠かせない小道具である。さまざまなブランドが似たような眼鏡を手掛けているが、最近では沖縄のアイウェア企業「OWNDAYS」が「ハリー・ポッター」とコラボし、同作の世界観をよく伝えるフレームを数種類販売している。

写真:Warner Bros

『卒業白書』(1983年)の「ジョエル・グッドセン」

レイバンの「ウェイファーラー」は1983年、同ブランドで最も売れたモデルとなった。なんと、36万本も売れたという。すべてはその年に公開された『卒業白書』で「ジョエル・グッドセン」を演じたトム・クルーズのおかげであり、同映画のポスターにはそのサングラスがデザインされていた。

『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』(2011年)の「イーサン・ハント」

トム・クルーズ扮する「イーサン・ハント」は場面に応じてさまざまなアイウェアを使い分けている。例えば『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』では、オークリー「ウィンド・ジャケット」のフレームが透明なモデルを装着してミッションに臨んでいる。これは映画のために作られた特注モデルとのこと。

写真:Paramount Pictures

『メン・イン・ブラック』(1997年)の「J」

『メン・イン・ブラック』の「J」(ウィル・スミス)と「K」(トミー・リー・ジョーンズ)がかけているのは、レイバンの「プレデター」だ。

写真:Columbia Pictures

『マン・オブ・スティール』(2013年)の「クラーク・ケント」

映画ファンにとっては常識かもしれないが、「クラーク・ケント」は普段は眼鏡をかけて一般人になりすまし、自分がスーパーマンであることを悟られないようにしている。ヘンリー・カヴィル演じる『マン・オブ・スティール』のクラーク・ケントがかけているのは、レイバンの「ニュー・ウェイファーラー」に形状がよく似た眼鏡で、変に目立つことのない賢明なチョイスといえそうだ。

写真:Superman - Warner Bros Picture

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