キャサリン皇太子妃、腹部手術後に退院
ウィリアム皇太子夫妻の公務を取りまとめるケンジントン宮殿は1月29日(月)、腹部の手術を受けたキャサリン皇太子妃(42歳)が、13日間の入院を終えて退院したと発表した。
キャサリン妃が入院していたのはロンドン中心部にある私立病院「ロンドン・クリニック」。ケンジントン宮殿によれば、予定されていた手術は無事に終了したという。
退院したキャサリン妃はウィンザーの自宅に戻り、夫であるウィリアム王子と3人の子供たちとともに自宅で療養を続ける予定だ。
ケンジントン宮殿は手術の内容は明らかにしていないが、キャサリン妃の公務復帰には数か月かかる見込みだとしている。
ケンジントン宮殿は1月29日(月)の声明を通じ、「キャサリン皇太子妃はウィンザーの自宅に戻りました。経過は良好です」と発表。
さらに「皇太子夫妻は(手術を受けた)ロンドン・クリニックの医療チームの皆さん、とくに献身的なケアをしてくださった看護チームの皆さんにお礼を申し上げます」と感謝を述べた。
さらに、「ウィリアム皇太子一家は、世界中から寄せられたお見舞いの言葉に感謝しています」と続けた。
BBCによれば、妻の入院中にウィリアム皇太子は公務を行っておらず、退院後もしばらくは公務を休む予定だ。ウィリアム王子はジョージ王子(10)、シャーロット王女(8)、ルイ王子(5)と過ごし、妻に付き添いその早期回復を支えるという。
1月17日に行われたケンジントン宮殿の発表によれば、キャサリン皇太子妃の回復には数か月がかかる見込みだ。「現時点における医師の見解によれば、キャサリン皇太子妃がイースター前に公務に復帰する可能性は低い」とされる。
しかし、キャサリン妃はどういった手術を受けたのだろうか? 公式声明は次のように述べている:「キャサリン皇太子妃は、多くの方から寄せられた関心に感謝しています。また、子供たちのためにできる限り平常通りに過ごしたいという願いと、医学的な個人情報を伏せておきたいという願いを、国民の皆さんが理解してくれることを願っています」
こうしたケンジントン宮殿の声明を、NBCニュースをはじめとするメディアが伝えている。また、公式声明ではキャサリン皇太子妃はがんではないと強調されている。
キャサリン妃の入院期間中、各報道機関は病院の外からの写真撮影を控えることに同意した。キャサリン妃を含め、入院患者たちのプライバシーを守るためだ。
ほかの上級王族と同じく、ケンジントン王宮はキャサリン妃の健康状態について詳細を公表しておらず、今後の回復についてもつまびらかにする予定はない。