カンヌ国際映画祭:レッドカーペットを彩ったスターたちのドレス姿
3年ぶりの5月開催となった今年のカンヌ国際映画祭。初夏の日差しの下、最高の装いに身を包んだスターたちが登場した。セレブたちの華麗なドレス姿を追ってみよう。
カンヌ国際映画祭の常連、フランスの女優フレデリック・ベル。今年は息を呑むようなスカイブルーのミニドレスで長い足を強調。さらにゴージャスなフェザートレーンで人々を魅了した。
インフルエンサーのファルハナ・ボディは艶やかなピンクが印象的な、アトリエ・ズーラのゴージャスなロングドレスで登場。
人々の視線を吸い寄せたのは、フランスの歌手でモデルのカルラ・ブルーニ。優雅なすみれ色をしたクロエのロングドレスに存在感のあるブルガリのジュエリーを合わせ、スウェーデンの作品『Triangle of Sadness』上映会へと向かった。
今年のカンヌで人々を圧倒したのはこのドレス! 『トップガン:マーベリック』の上映会に向かうブラジル人モデルのアドリアナ・リマは、バルマンの黒のロングドレスで待望の赤ちゃんの存在をアピールした。
主演作『アルマゲドン・タイム』のプレミアに向かうアン・ハサウェイ。ジョルジオ・アルマーニ・プリヴェの白いストラップドレスはエレガントなバックトレーンが印象的。
シャネルのショールームから抜け出してきたようなマリオン・コティヤール。ヴィンテージ感をプラスした黒のショートコンビネゾンにシアー素材のロングスリーブが艶やか。カンヌの大階段を上り、主演作『Brother and Sister(英題)』の上映会へと向かった。
スペイン人インフルエンサーのマルタ・シエラは、胸元を深くカットしたライトブルーのチュールドレスで登場。ボリューミィなドレスのすそをひいて、ジェームズ・グレイ監督の『アルマゲドン・タイム』の上映会へ。
ジョルジオ・アルマーニ・プリヴェのロングドレスで、シックかつエレガントにまとめたフランス人女優メラニー・ロラン。カルラ・ブルーニの妹にあたるヴァレリア・ブルーニ・テデスキ監督のラブコメディー『レ・ザマンディエ』の上映会に参加した。
ブラジル人インフルエンサーのターシャ・ナヴィスは、トニー・ウォードの見事なスパンコールドレスで登場、抜群のスタイルを見せつけた。透ける素材のトレーンでいっそう優雅な印象。
スウェーデン出身の女優アリシア・ヴィキャンデルはルイ・ヴィトンのメタリックなドレスでレッドカーペットへ。カンヌ国際映画祭コンペティション部門に出品された『Les Nuits de Mashhad』の上映会に参加した。
アメリカの大女優は大胆なパターンが目を引くブルーとホワイトのロングドレスで喝采を浴びた。ドルチェ&ガッバーナの衣装で向かった先は『レ・ザマンディエ』の上映会だ。
ブラジル人女優でコメディアンのサマンサ・シュミュッツは、ルイス・クラウディオ・シルヴァのブラックドレスでカンヌの大階段に登場。デコルテを大きく開けたロングスリーブのドレスに、オープントゥのスパンコールパンプスが華やか。
注目作『トップガン:マーヴェリック』でトム・クルーズと共演したジェニファー・コネリーはジョルジオ・アルマーニのドレスで試写会に出席。眩いシルバー素材、ストラップレスにロングスリーブというフェミニンなデザイン。
元ミス・フランスのフローラ・コクレルはゴールドとスパンコールの気品あるドレスで登場、カンヌ映画祭の大階段を上り『レ・ザマンディエ』の試写会へ向かった。深いスリットの入ったデザインも彼女にぴったり!
フランス女優アデル・エクザルホプロスは白のビスチェにサテンパンツ、ブルガリのジュエリーを纏ってレッドカーペットに登場。主演作『Fumer fait tousser』の上映会に向かった。
ジョージ・ミラー監督の映画『Three Thousand Years Of Longing』の上映会のために姿を現したブラジル人モデルのアレッサンドラ・アンブロジオ。貝殻を思わせるカット、眩い輝きを放つメタリック素材のドレスで会場のため息を誘った。
ファッションの天才、あるいは世紀の大失敗?イザベル・ユペールは首から足の先までグリーンのバレンシアガのドレスを身にまとい、センセーションを巻き起こした。
今年のカンヌ国際映画祭のトレンドはメタリックのよう。エヴァ・ロンゴリアは『トップガン:マーヴェリック』の上映会に向かいつつ、Cristina Ottavianoストラップレスドレスでポーズをとった。
今年のもう一つのトレンドはピンクカラー。ジョルジオ・アルマーニ・プリヴェの淡いピンクのチュールドレスを身にまとい、妖精のような美しさで人々を魅了したエル・ファニングは『トップガン:マーベリック』の試写会に参加。
映画『トップガン:マーヴェリック』の上映に先立ち、インド出身女優アイシュワリヤー・ラーイは花をあしらったボリューム感のあるロングドレスで注目を浴びた。デザインはドルチェ&ガッバーナ。
『アルマゲドン・タイム』の上映会に招待されたフランス人モデルのシンディ・ブルーナ。Mickael Carpinによるボリュームたっぷりのロングドレスでポーズをとった。フランス発のスイーツみたい!
『クープス!』の上映会に向かう女優エヴァ・ロンゴリアはアルベルタ・フェレッティの妖艶なブラックドレスを身にまとった。
カンヌ国際映画祭2022の審査員でもあるインドの女優、ディーピカー・パードゥコーン。オープニング前にはインド人デザイナーSabyasachiの手によるブラックとゴールドのサリーでレッドカーペットを歩いた。
オープニング・セレモニーを担当するフランス人女優ヴィルジニー・エフィラ。流れるようなラインとスリットが美しい煌びやかなイヴ・サンローランでレッドカーペットに登場した。
『キャメラを止めるな!』 上映会に招待されたモデルのロリ・ハーヴィー。フランス人デザイナー、アレクサンドル・ヴォーティエのストラップレスドレスをセレクト、ボリュームのあるイエローのドレスがレッドカーペットに華やぎを添えた。
英国出身の女優で監督、本映画祭の審査員も務めるレベッカ・ホールはグッチの艶やかなドレスでオープニングセレモニーに登場した。袖口のディテールもお見逃しなく。
ドイツの女優エミリア・シューレはショートとロングを巧みに組み合わせた白いサテンのガウンで、2022年のレッドカーペットにセンセーションを巻き起こした。
英国の女優ラシャーナ・リンチも、白を基調としたエレガントなドレスでレッドカーペットに登場、見事なボディフォルムを際立たせたた。フェンディ・オートクチュールのデザイン。
元ミス・フランス、さらにミス・ユニバースに輝いたイリス・ミトゥネール。深いスリットの入ったティエリー・ミュグレーの圧倒的なドレスにレネ・カオヴィラのストラップシューズを合わせて真似のできないコーディネートを完成。
フランス人女優、アイ・アイダラはトーガを思わせるエメラルドグリーンのゴージャスなマキシドレスにシルバーのパンプスを合わせた。
Netflixシリーズ『13の理由』に主演したキャサリン・ラングフォードは、眩しいスパンコールで覆われたプラダのドレスで姿を現した。
レバノン出身のスーパーモデル、ルジャイン・アダダはこの上なくデリケートなモスグリーンのドレスでレッドカーペットに登場。デザインはAzzi & Osta。
シックな装いで現れたのはフランス人女優、ロリータ・シャマー。アレクス・マビーユがデザインしたミッドナイトブルーのロングドレスでポーズ。
リトアニアの歌手ギンタ・クビリウトはライトイエローのチュールドレスを身に着けた。ブルーのラインストーンのクラッチをアクセントにしたのは、ウクライナカラーを意識したから?
ドイツのモデルでブロガーのカロリーネ・ダウルは鮮やかなピンクのミニドレスでセンセーションを巻き起こした。デザインはバレンティノ。
ボッテガ・ヴェネタのドレスに身を包んだジュリアン・ムーア。ネックラインが大きく開いたゴージャスな黒のロングドレスはクラシカルかつ効果的。
インドの女優でトップモデルの一人でもあるウルヴァシ・ラウテラ。まるで雲の上に降り立ったかのようにボリュームのある白一色のチュールドレスで視線を一身に集めた。トニー・ウォードのデザイン。
2021年ミス・フランスに輝いたアマンディーヌ・プティは、サイドにスリットが入ったウォーターグリーンのシアードレスで登場。ラミ・アル・アリのデザインは彼女の美しいシルエットを際立たせることに成功した。
サスペンス作品『チタン』に主演し、前回のカンヌ国際映画祭でパルム・ドールを受賞したアガト・ルセルはルイ・ヴィトンのロングドレスで美しいラインを描いた。