イギリス王室出身の人気モデル:レディ・アメリア・ウィンザー
レディ・アメリア・ウィンザーは、ジョージ・ウィンザー(セント・アンドルーズ伯爵)とシルヴァーナ・トマセッリの間に生まれ、ジョージ5世の玄孫にあたる。レディ・アメリアは王位継承順位42位の王族であると同時に、多くのランウェイで活躍するモデルでもある。
1995年8月、ケンブリッジで生まれたレディ・アメリアは、王族の一員としてすくすくと成長してきた。ウィリアム王子やヘンリー王子のような高位王族ではないが、エリザベス女王の従弟ケント公エドワードを祖父に持つレディ・アメリアもまた、権威あるウィンザー家の一員なのだ。
画像:amelwindsor / Instagram
レディ・アメリアは高い教育水準を誇る寄宿学校セント・メリーズ・アスコットに入学。同校はモナコ公女カトリーヌ・ド・モナコも学業を修めたことで知られている。
イギリスのセレブリティであるレディ・アメリアはそのロマンスやルックスが注目され、メディアに露出するたびに大きな話題になる。2016年に『タトラー』誌で表紙を飾ったことを皮切りに、メディア、ファッション業界へと進出。その後、英王室出身の新星モデルとして注目を浴びることになる。
英王室メンバーの中でも、レディ・アメリアの美しさは際立っている。前述の『タトラー』誌(2016年4月号)では、「もっとも美しいロイヤルメンバー」と紹介されている。さまざまなイベントへの参加やインスタグラムにより、レディ・アメリアは英王室きってのインフルエンサーとなっている。
ファッションに関心の高いレディ・アメリアは、しばしば高価なドレスを身に着けている。『ヴァニティ・フェア』誌によると、エリザベス女王の90歳の誕生日を祝う集まりには、推定価格11,500ドルのシャネルのドレスで現れたという。
レディ・アメリアはケイト・モスやカーラ・デルヴィーニュが在籍する名門エージェンシー「Storm Model Management」と契約し、ドルチェ&ガッバーナやブルガリといった有名ブランドの仕事を手にしている。
レディ・アメリアはファッション業界で屈指の影響力を誇る有名デザイナーやブランドと仕事をしてきた。若きロイヤルが語る夢、それはペルー出身の写真家、マリオ・テスティーノと仕事をすることだという。また、彼女の活躍は写真モデルやファッションショーだけにとどまらず、2019年には宝飾ブランド「Toda&Toy」とのコラボレーションが実現、「Dancing Days」というイヤリングコレクションも発表している。
ウィリアム王子とヘンリー王子のみいとこであるレディ・アメリアは大のスポーツ好きとしても知られている。ロンドンで開催されるマラソン大会にもよく参加している。もちろんチャリティー活動の場合もあるだろう。
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レディ・アメリアは動物好きで、とくに犬と猫、馬がお気に入り。写真に写る美しい毛並みのラブラドール・レトリバーは彼女の親友でもある。本人のインスタグラム(@amelwindsor)には、飼い犬に言及した1枚を投稿している:
「どこに行くにも愛犬と一緒よ」
プロのシェフではないが、レディ・アメリアは週に数時間、キッチンに立ち料理の腕をふるっている。イギリスの定番メニュー「フィッシュ&チップス」も食卓に並ぶのだろうか?
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レディ・アメリアは陶芸教室にも参加し、コップや鍋などの食器を制作している。リラックスした表情でろくろを回す姿は、まるで映画のワンシーンのようだ。
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レディ・アメリアは古き良き時代に制作されたヴィンテージ品に目がない。自宅にある小さなヴィンテージコレクションやアンティークは、彼女にとって特別な存在だ。
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映画ファンのレディ・アメリアはフランス映画に夢中で、大のお気に入りはアニエス・ヴァルダの作品だという。
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2021年、レディ・アメリアは絶滅危惧種であるクロスリバーゴリラを保護し、絶滅から救うことを目的とする慈善団体「クロスリバーゴリラ・プロジェクト」のパトロンに就任した。
レディ・アメリアは動物保護団体への寄付を募るため、所有する高級ブランド品や洋服を販売する旨をインスタグラムで発表。販売収益の233ポンドは「クロスリバーゴリラ・プロジェクト」に寄付している。
レディ・アメリアが国内外で知られるようになったのは、英王室という枠を超えたグローバルな活躍があってのこと。今後もミレニアルロイヤルの1人、レディ・アメリア・ウィンザーの活躍から目が離せない。
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