ブラッド・ピットとアンジェリーナ・ジョリーの間に生まれたシャイロの成長の軌跡
ブラッド・ピットとアンジェリーナ・ジョリーの4番目の子供となるシャイロ・ヌーベル・ジョリー=ピットは、2006年5月27日にナミビアで生まれた。セレブカップルを両親とするシャイロの成長の軌跡追ってみよう。
アンジェリーナとブラッドの間に生まれたシャイロは幼い頃から人々の注目を集め、両親のファンには温かく見守られてきた。両親は子どもたちのプライバシーの保護に心を砕きながらも、出演作のプレミアにたびたび親子で登場し、レッドカーペットを一緒に歩いてきた。
近年のプレミアでは、アンジェリーナとブラッドの両方にますます似てきたシャイロの姿がキャッチされている。
シャイロは母親アンジェリーナや姉ザハラや兄弟とイベントに登場するたびに、家族との仲の良さを示してきた。写真は2021年10月に行われた映画『エターナルズ』のプレミア、アンジェリーナが2人の娘と手をつないで登場したときのものだ。
数年前、シャイロは両親に対し、自身を「男の子」として扱ってほしいと頼んだというエピソードが様々なプレスで報じられた。
父親であるブラッド・ピットは2008年にオプラ・ウィンフリーの番組に出演し、当時まだ2歳だったシャイロが、映画『ピーターパン』の登場人物にちなんでジョンかピーターと呼んでほしい、と家族にいったと語っている。
ブラッド・ピットはシャイロについて、「今のところは、ジョンまたはピーターと呼んでほしいそうだ。だから、シャイロに何か聞くときは例えばこう言うんだ:ジョン、もっとジュースを飲むかい?」と明かしている。
『ヴァニティ・フェア』誌でシャイロのことを尋ねられたアンジェリーナは、シャイロがいつも自分の兄弟と同じようなショートヘアーを好み、男の子の格好をしたがると答えている。
上の写真は2018年にニューヨークで開催されたプレミア時の画像だ。シャイロは自分のスタイルをすっかり確立しているようだ。
しかし、時の流れとともにシャイロはスーツ姿から離れ、新たなファッションに挑戦するようになった。こちらは2021年10月のローマ映画祭で撮影されたもので、シャイロは黒のドレスにヘアをアップにして登場した。
ティーンになったシャイロは自分のスタイルを模索しているようだ。オーバーサイズのジャケットに軽いメイクというカジュアルスタイルだが、母親アンジェリーナに通じる気品があふれている。
フェミニンなドレスをまとったりマニッシュなパンツスーツ姿で登場したりするシャイロ。本人や家族はシャイロの性自認についてとくに語ることはないようだ。
シャイロがこれからもジョンと呼ばれたいのか、もしくは両親がつけたシャイロという名前に戻るのかははっきりとしていない。ともあれ、これは周囲が騒ぎ立てることではなく、シャイロ本人が決めることである。
いずれにしても、今のシャイロは自分について正直で、ハッピーな気持ちでいるようだ。一番大切なのは本人の幸せであることは間違いない。
16歳を迎えたシャイロの人生における幸福は、愛する家族の温かい支えがあってこそだ。
さて、シャイロはどんな仕事を希望しているのだろう?両親と同じハリウッドスターの道に進みたいかどうかはわからないようだ。ともあれティーンのシャイロにも両親と同じくアーティストの血が流れている。振付師ハミルトン・エヴァンスのダンススクールでレッスンを受け、ヒップホップダンスを習得した。その様子はハミルトン・エヴァンスの公式Yotubeで公開されている。
また、シャイロは映画の仕事にも携わっており、『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』に脇役で登場し(まだ赤ん坊だった頃)、『カンフーパンダ3』では声優にも挑戦している。小さな役回りかもしれないが、洋々たるキャリアの第一歩といえるだろう。今後も映画業界と距離を縮めていくのだろうか?シャイロのこれからの活躍が楽しみである。