アメリカで最も裕福な女性セレブたち:トップ15
2023年6月、米経済誌『フォーブス』が、アメリカで最も裕福な女性セレブたちのランキングを発表した。だれがどれだけの資産を築き上げたのか、トップ15をチェックしてみよう。
推定資産:25億ドル
テレビ界の女王オプラ・ウィンフリーは、数十年に渡りランキング1位を独占している。マウイ島を始めとしてハワイに13を超える不動産を所有することで知られ、そのほかカリフォルニアとワイオミングにも不動産がある。一方で、1985年にアカデミー助演女優賞にノミネートされた『カラーパープル』のリメイク版を制作中、来年公開予定だ。
推定資産:14億ドル
シンガーソングライターとしてデビューし、今では実業家としても活躍するリアーナ。服飾ライン、ランジェリー、そしてLVMHと手がけるコスメブランド「フェンティビューティー」がリアーナをランキング2位に押し上げた。オプラ・ウィンフリーの強力なライバルとなりつつある。
推定資産:12億ドル
今年の市場下落により6億ドル近くを失ったが、カーダシアンのランジェリーブランド「SKIMS」とスキンケアブランド「SKKN BY KIM 」は、今でも世界各国で成功を収めている。
推定資産:7億4000万ドル
10枚目のスタジオアルバム『ミッドナイツ』とコンサートツアー「ジ・エラズ」の成功により、アーティスト兼プロデューサーでもあるスウィフトの財産は1億7000万ドル増加。2023年12月には米『タイム』誌が選ぶ「今年の人」(Person of the Year)に選ばれた。
推定資産:6億8000万ドル
ソーシャルメディアと若年層向けコスメ「Kylie Cosmetics」の成功により、カーダシアン家の末娘がランクイン。1997年生まれのジェンナーはこのランキングで最年少だが、今後まだまだ順位を上げていくことが予想される。
推定資産:5億8000万ドル
「ポップの女王」マドンナは今年、デビュー40周年記念ツアー『ザ・セレブレーション・ツアー』を開催。スタート直前に重篤な細菌感染症で倒れたが、みごと克服して10月にツアーを開幕した。2024年にはさらにランクアップしていることだろう。
推定資産:5億4000万ドル
7枚目のスタジオアルバム「ルネッサンス」により、ビヨンセは史上最も多くのグラミー賞(32回)を受賞したアーティストとなった。アディダスやバルマンとの契約、そして7年ぶりのソロツアーで資産が5億4000万ドルに到達。ちなみにビヨンセとジェイ・Zは、ロサンゼルス郊外マリブに2億ドルで家を購入。カリフォルニア州で販売された物件の最高額となっている。
推定資産:4億8000万ドル
16年にわたりラスベガスのホテル「シーザース・パレス」で公演を行い、多額の資産を築いたセリーヌ・ディオン。しかし2022年12月、ディオンは筋肉の硬直などの症状が出る難病「スティッフパーソン症候群」を患っていることを告白。パフォーマンスをセーブしている。
推定資産:4億8000万ドル
シェイドリンは1996年から25年続いた自身の番組『ジュディ判事』の過去放送分をCBSテレビに売却。そして、Amazon Freeveeで新しい番組『ジュディジャスティス』を持つことになった。
推定資産:4億4000万ドル
77歳になってもカントリーの女王は絶好調だ。2本のテレビ特番、小説、児童書、単発のコンサート、30曲入りのニューアルバムなどの仕事を精力的にこなし、さらに資産を増やした。
推定資産:4億4000万ドル
『ザ・モーニングショー』などでの女優業はもちろん、TVシリーズ『デイジー・ジョーンズ・アンド・ザ・シックスがマジで最高だった頃』や『タイニー・ビューティフル・シングス』でエグゼクティブプロデューサーとして活躍するウィザースプーン。自身の会社ハロー・サンシャインを投資ファンドのブラックストーン社に売却したが、まだ18%の株式を保有している。
推定資産:4億3000万ドル
長年にわたりスターの座にありつづけるバーブラ・ストライサンド。その資産はまるでひとりでに増えていくようだ。2022年には、デビューアルバムとして1962年に発売予定だった「ライヴ・アット・ザ・ボン・ソワール」をコロンビア・レコード在籍60周年を記念してリリースした。本人による自伝本『My Name Is Barbra』も発売。
推定資産:3億8000万円
2003年に始まったトーク番組『エレンの部屋』が2022年に終了。これを機にエレン・デジェネレスは不動産を整理した:6つを売却し、3つを購入。その中にはサンタバーバラ近辺カーピンテリアの邸宅も含まれ、ここに配偶者のポーシャ・デ・ロッシと暮らしている。この豪邸の購入時の価格は7000万ドルだったという。
推定資産:2億9000万ドル
テニスで9500万ドルの賞金を稼いだセリーナ・ウィリアムズは、家族との時間を優先するためラケットを置いた。しかし、ウィリアムズの資産のほとんどは、賞金よりもスポンサーや自身のベンチャー・キャピタル「セリーナ・ベンチャーズ」で得たものだ。さらに映画とテレビの制作会社を立ち上げた。
推定資産:2億5000万円
脚本家、テレビ監督、テレビプロデューサーのジョンダ・ライムズは、『グレイズ・アナトミー 恋の解剖学』や『ブリジャートン家』を手掛けた。ライムズが結んだNetflixとの契約は、業界でも最も高額なものの一つとなっている。