わがままセレブたちの信じがたい気紛れやこだわり:「歩きたくない」......?
『ラブ・ミー・ハーダー』のMV撮影中、アリアナ・グランデは自分で歩きたくなくなったので肩車してもらったという。
ボクサーのフロイド・メイウェザーは完璧なひげの手入れのため、理容師のジャッキー・スターに毎週3,000ユーロ(約40万円)支払っている。髪の心配をしなくていいのは幸運というべきか。
キム・カーダシアンは娘のノース・ウェストの出産の際、ロサンゼルスのシダーズ=シナイ・メディカル・センターをワンフロア借り切った。
ロナウドが所有するブガッティ・シロンはおよそ250万ユーロ(約3億5千万円)。究極のスポーツカーは値段だけでなくその性能も破格。1500馬力のエンジンは最大時速420キロにも達する。
ジャスティン・ビーバーはさまざまなこだわりがあることで知られている。ツアーのたびに毎日フライドポテトとスターバックスのコーヒーを所望するだけでなく、ワードローブには少なくとも15着の別々の衣装がないといけない。リラックスするためにXbox360の最新ゲームが必須だし、カナダのケーブルチャンネルを見るためのテレビとWi-Fiも必要だ。
2014年から2015年にかけてジェニファー・ロペスはラス・ベガスで72回コンサートを催したが、その時にさまざまな要求が出された。毎日リンゴのタルトを作らせたというのだが、それも食べるためではなくただ香りのためだけだった。他にも専属クリーニングチームや白い衣装に身を包んだ使用人3人、それからジェニファーの身の回りの世話をする女性だけの専門チームも要求された。
ツアーに際して、ビヨンセはいつも白いビロードで覆われた楽屋を三つ要求する。しかも床には黒い絨毯が敷き詰められ、カーテンは床まで届いていないといけない。調度は新品で色は白、白い植木鉢に入ったケンチャヤシを置くこと……などなど。他にもある。演奏後には口に含むための氷を手でカットしてもらうし、楽屋のトイレは未使用でかつ赤いトイレットペーパーを備えていなければならない。
2007年のコンサートで、エルトン・ジョンは自分がリムジンに乗って通る道すべてに花を敷き詰めるよう要求した。さらに、イベリコ豚のハムとスぺインの最高級リオハワイン、脱脂加工されたロバのミルクと豆乳が常に側にないといけない。
2013年の大みそかのコンサートで、ケイティ・ペリーは楽屋で出される食事がグルテンも塩も含まないよう求めた。さらに、調度が自分好みなだけでは不満で、壁も塗りなおさせた。
ルイス・ミゲルもそのこだわりで人を驚かせてきた。ある時は自分が滞在しているホテル全体に、加湿器を使ってバニラの香りを充満させるよう要求した。楽屋にはエナジードリンク、ハムやソーセージ、フルーツ、さらにはテキーラとウォッカとウィスキーも常備されていないといけない。しかもそれだけでは不満とばかりに、専属シェフにトルコ料理やエキゾチックなサラダを作らせている。
2009年、スペインのコベタソニック・フェスティバルでの公演の際、マリリン・マンソンは30人の友人に加えてバスとセミトレーラーを4台ずつ引き連れてやってきた。さらに、出される料理からきのこを抜くことと、イギリス産のコカ・コーラも要求した。
パリス・ヒルトンのわがままには限度がなく、しかも要求もさまざま。たとえば、訪れる場所すべてに全身サイズの姿見と、花とキャンドルがあることを要求している。あとは巨大なシャンパングラスも必要だ。
パウリナ・ルビオはコンサートの楽屋に40平米の部屋を要求。中には水と寿司、ビタミン剤、そしていい香りのするタオルなどが必要とされた。
サッカー界のレジェンド、リオネル・メッシ。その着用するスパイクもレジェンドにふさわしく、専用のシグネチャーモデルとなっている。
歌手のリアーナは、新作化粧品コレクションの発表のためにマドリードを訪れた際、滞在先として緑色の部屋を要求したという。
マーク・ザッカーバーグは野次馬の目を逃れるため、自宅の近所4軒の家をすべて買い切った。ザッカーバーグもプライバシーは大事にしたいようだ……少なくとも自身に関しては。
歌手のアレハンドロ・サンスはいつも楽屋にミネラルウオーター24本とスコッチウイスキー、チーズとデザートのプレートを置くよう要求している。だが、優しい彼のこと、同じものを自分の40人のスタッフたちにも用意させている。
リスボンのある物件がマドンナのお眼鏡にかない、そこに引っ越す計画が。問題はその建物がホテルだったこと。しかしマドンナはそんなことは気にせずホテルを買収、自分のためだけの家にしてしまった。
マライア・キャリーはホテルに滞在するたびにスキンケア用の死海の塩と、犬と一緒に入浴する時に使うフランス産のミネラルウォーターを要求している。
トム・クルーズとケイティ・ホームズは娘のスリに大金を費やした。5歳の時には娘を満足させるためにポニーやダイヤモンドのイヤリングなどをプレゼント、その金額はぜんぶで13万ドル(約1500万円)以上とも。おまけに、ニューヨークのロックフェラー・センターのスケートリンクを5,000ドル(約60万円)で借り切った。
ジェニファー・アニストンのヘアスタイルは多くの人があこがれ、真似した。一大ブームとなった髪型だが、その成功もただではなかった。担当美容師のクリス・マクミランには年間12万8千ユーロ(約1800万円)が支払われていた。
元レアル・マドリードのフォワード、ガレス・ベイルは恋人にプロポーズした際、スペインのイビサ島近くの島を貸し切りにした。値段は50万ユーロ(約7000万円)近くしたという。