もう、うんざり?元パートナーと共演したスターたち
『ドーソンズ・クリーク』(1998年)で共演したケイティとジョシュアは実生活でもカップルとなった。ケイティは2人の関係について「信じがたく言葉にできない」と表現するほどだったが、長続きはせず2003年のシリーズ終了時には破局していた。スクリーンでの相性のよさに復縁のうわさもあったが、結局そうはならなかったようだ。
2009年に『そんな彼なら捨てちゃえば?』の撮影中に交際をスタートし、1年後に破局したドリュー・バリモアとジャスティン・ロング。ただの友人となっていたが、『遠距離恋愛 彼女の決断』で早くも共演することとなった。
2018年から2019年まで交際していたカミラ・メンデスとチャールズ・メルトン。別れてからもドラマ『リバーデイル』の撮影は続き、引き続きヴェロニカ役とレジー役を務めた。
2013年から2015年まで交際していた2人。運命のいたずらか、破局した直後にショーン・ペン監督、シャーリーズ・セロン主演の『ラスト・フェイス』が公開されることとなった。
『ギルモア・ガールズ』でロリーとジェスを演じた2人は、2002年から2006年までスクリーンの外でもカップルだった。そして10年後、『ギルモア・ガールズ:イヤー・イン・ライフ』(2016年)で再び共演。破局してもよい友人関係を続けていることを示した。
ニコルオデオンの「キッズ・チョイス・アワード」で出会い、2003年から2006年まで付き合っていたジャスティン・ティンバーレイクとキャメロン・ディアス。しかも、破局から1ヶ月もたたないうちにジャスティンがジェシカ・ビールとの交際を告白。そんな2人が2011年に『バッド・ティーチャー』で共演を果たすとは、分からないものである。
2人の交際関係は2016年から2018年までの約2年間。『gifted/ギフテッド』の撮影終了とともにロマンスにも終止符が打たれたが、プロモーションツアーは一緒に行わなくてはならなかった。
一時期交際していたペン・バッジリーとブレイク・ライヴリーは2010年に破局。その2年後、『ゴシップガール』で共演することとなった。
1997年から1999年までの交際期間中に『恋に落ちたシェイクスピア』と『偶然の恋人』で共演したグウィネス・パルトロウとベン・アフレック。破局したとはいえ、2人にはまだ『偶然の恋人』のプロモーションが残っていた。
ドラマ『ワン・トゥリー・ヒル』でそれぞれルーカス・スコット役とブルック・ペネロペ役を演じたチャド・マイケル・マーレイとソフィア・ブッシュ。2人はこのシリーズを通じて2003年に出会い、2005年に結婚。しかし、結婚生活はわずか5ヶ月で破綻してしまった。その後も共演は4年間続いたが、2009年にチャドは本シリーズから降板した。
ドラマ『The O.C.』のサマー&セス夫妻を演じて人気を博したレイチェル・ビルソンとアダム・ブロディ。2003年から2006年までスクリーンの外でもセレブカップルとして紙面をにぎわせた。破局してからもドラマは続き、共演者のミーシャ・バートンが他のプロジェクトへの参加を理由に降板するまでは、協働しなければならなかった。
2008年の映画『マンマ・ミーア!』で恋に落ちた2人。しかし、それも2年しか続かなかった。2018年、続編の制作が始まった時には、単なる共演者としてふたたび顔をあわせた。
10年以上を一緒に過ごして子供も授かったが2014年に離婚したジェニファー・ロペスとマーク・アンソニー。しかし、その後も良好な関係を保ち、2016年には一緒にアルバムをレコーディングしている。このアルバムには、アルゼンチンのデュオ「Pinpinela」の曲「Olvídame y pega la vuelta(私のことは忘れて立ち去って)」のカバーが収録されている。
2人はドラマ『ゴシップガール』で交際を始めたが、ジェシカ・ゾアが浮気したことで破局に至り、気まずいムードが撮影にも影を落とした。制作陣がエドの肩を持ったことからジェシカは2011年にシリーズを後にすることになった。
ジョニー・ガレッキとケイリー・クオコが破局後も良好な関係を保っていなかったなら、『ビッグバン★セオリー/ギークなボクらの恋愛法則』は今とは違うものになっていただろう。2人は2007年から2009年まで交際し、ロマンスが終わったのちも2019年までペニーとレナードというカップルを演じ続けたのだ。最終的に、本作は全12シーズンに到達する長寿ドラマになった。
2011年に行われた『ミッシングID』の撮影で出会ったリリー・コリンズとテイラー・ロートナー。映画の封切り前の2012年には破局していたが、作品を台無しにしないためにカップルのふりをし続けた。
『トランスフォーマー』(2007)撮影中に始まった2人の関係はあっという間に終わりを迎えた。しかし、2009年に封切られたシリーズの続編でも共演。それ以降の作品にミーガンは出演していないが、これはシャイアのせいではないようだ。
2人の関係は1985年にさかのぼる。映画『ブルーベルベット』の撮影をきっかけに数年間付き合っていたのだ。あれから30年以上が経った2017年、デイヴィッド・リンチ監督が『ツイン・ピークス』で2人を再会させるとは誰も予想していなかったに違いない。
『トワイライト~初恋から』で共演した2人は2009年に交際をスタート。しかし、2012年にクリステンがルパート・サンダース監督にキスする姿をキャッチされ、関係に終止符が打たれた。浮気されたにもかかわらずクリステンと一緒に映画のプロモーションを行わなくてはならなかったロバートは、後年、2人の関係について「プロダクション」だったとコメントしている。
2006年に交際をスタートさせ、2007年にはカーダシアン一家のリアリティ番組に登場した2人。セレブの世界に適応したスコット・ディシックだったが、すったもんだを経て2015年に破局。しかし、子供たちのことを考えて番組への出演は続けたという。
2人は2010年に『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』の撮影現場で恋に落ち、ジェニファーのヌード写真がリークされた2014年まで交際していた。2016年に『X-MEN:アポカリプス』で再び共演を果たしている。
大学で出会って1997年に結婚、2007年に円満離婚したダニー・ガルシアとドウェイン・ジョンソン。2人の間には娘のシモン・アレクサンドラがおり、2人で制作会社「セブンバックス」を共同経営している。
2人は1996年に結婚して翌年デュオ「ザ・ホワイト・ストライプス」を結成、2000年に離婚した。しかし、2011年に「ザ・ホワイト・ストライプス」が解散を発表するまで、ともに音楽活動を行っていた。元パートナーと11年間も一緒に仕事がしていたとは驚嘆に値する。
『キスから始まるものがたり』でエル役とノア役を務め、共演をきっかけに交際をスタートさせた2人。1年余りで破局したが、カップルとして撮影を続けなくてはならなかった。
マイケル・C・ホールとジェニファー・カーペンターのケースはなかなか興味深い。ドラマ『デクスター 警察官は殺人鬼』で兄妹役を演じ、2008年に結婚、そして2010年に離婚した。それにもかかわらず、2013年までデクスターとデボラという兄妹役を続けなくてはならなかったのだ。
ドラマ『エイリアス』でシドニー役とマイケル役を務めた2人がスクリーンの外でもカップルだったのは2003年から2004年まで。しかしドラマシリーズは2006年まで継続したため、気まずい瞬間もあったかもしれない。
ミロ・ヴィンティミリアはドラマ『HEROES/ヒーローズ』でも共演者と一時の恋に落ちた。ドラマは2007年12月から2009年2月まで続いたため、破局後も夫婦役を務めなければならなかった。
ロックバンド「ノー・ダウト」のリーダーとベーシストだった2人。バンド結成から6年後の1992年に交際をスタートし、1995年に破局。アルバム『Tragic Kingdom』に収められた「Don' t Speak」をはじめとする数曲は、別れの経験をもとにグウェンが作詞したものだ。国債にかかわらず、2人は2003年のグループ解散まで一緒に活動をしていた。
2004年に放送開始したドラマ『Dr.HOUSE』でカップル役のチェイスとキャメロンを演じた2人。シリーズ開始と同時にスクリーンの外でもカップルとなった。2007年には婚約までしたものの、結婚式の予定をキャンセル。破局後も3年間は共演を続けなくてはならなかった。
ハリウッド有数の仲良しカップルだったナオミ・ワッツとリーヴ・シュレイバー。2005年から2016年まで交際したのち、離婚したまさにその年に映画『チャック~"ロッキー"になった男~』で共演する羽目になった。