この秋オススメの海外旅行先トップ15
観光のハイシーズンである夏も終わりに近づき、少しずつ涼しくなるにつれて航空券の価格や宿泊費も下がってきました。同時に、観光客の波が去った世界各地では、紅葉シーズンが始まろうとしています。
旅行シーズンの混雑はうんざりだという方、真夏のビーチよりも心地よい大自然を満喫したいという方には秋の旅行がオススメ。そこで、今回はこの秋に訪れたい海外旅行先トップ15をご紹介します。
秋のバイエルン州は、色とりどりに紅葉した森林が雪を被ったアルプスの山々を背景に美しいコントラストを生み出します。さらに、お城や中世風の橋、印象的な教会があちこちにあり、まるでおとぎの国のよう。
ユトレヒトの秋は、運河の水面に映し出される紅葉で赤やオレンジ、黄色に彩られます。埠頭に並ぶかつての蔵は、いまではオシャレなカフェやバー、レストラン、ショップに生まれ変わっています。舟で探索するのがオススメ。
カエデや樫の木が生み出す燃えるような紅葉が水面に揺らめく光景を眺めるには、アルゴンキン州立公園をカヌーで冒険しましょう。徒歩でハイキングを楽しみたいという方は、ブルース・ペニンシュラ国立公園にそびえる樹齢1000歳を超える木々に親しむのがオススメ。
異世界のような光景で知られるハイランド地方も、秋の装いは格別です。金色に色づいたパースシャーの丘を映し出す川や湖…… 絶景を満喫するにはノックヒルへ向かう山道をハイキングするのがオススメ。アップダウンはありますが、それほどきつくはありません。
写真: Connor Mollison/Unsplash
秋の富士山も雪を被った山頂を背景に、色とりどりの木々と富士五湖のコントラストがポストカードのような景色を生み出します。麓に並ぶ屋台も風情を醸し出しています。
圧倒的な風景や野生動物という点でイエローストーン国立公園に勝る場所はありません。ヘラジカやクマ、オオカミをはじめ67種もの哺乳類が暮らすこの国立公園には、総延長1,500キロメートル以上のハイキングコースがあり、天気が良ければ散策を楽しむことができます。ただし、雪が降ることもあり。
メキシコ・シティから車で約3時間、石畳の街サン・ミゲル・デ・アジェンデはバロック建築や優雅な景色で有名。そして、11月に祝われるメキシコ伝統のお祭り「死者の日」ともなれば、街中が活気に包まれる。
北半球では秋ですが南半球は春真っ盛り。パタゴニアでは草花が咲き誇り、ホエール・ウォッチングが最盛期を迎えています。乗馬やカヤック、マウンテンバイクなど、様々なアウトドア活動を楽しみましょう。
味覚の秋を祝うのが美食の国、イタリア。キノコやカボチャ、トウモロコシの収穫に感謝して、全土で「サグラ(収穫祭)」が執り行われます。トスカーナの森でキノコ狩りに出かけたり、レストランでポルチーニの本格パスタに舌鼓を打ちましょう。
ブラックマウンテンに登れば、ベルファストの街全体からストラングフォード湖まで一望できます。シーサファリを満喫し、オレンジ色に色づいた海岸を散策した後は、スパイスの効いたジンやカクテルで暖を取りましょう。
秋の絶景に加え、ハロウィンも楽しみたいという方にオススメなのがルーマニア。カルパチア山脈の素晴らしい紅葉を背景に、不気味な姿を見せる「ドラキュラ城」ことブラン城を訪れるのもよいでしょう。
アイスランド版ナイアガラの滝と呼ばれることもあるグトルフォス(「黄金の滝」)が轟音を響かせるシンクヴェトリル国立公園。9月中旬以降なら、運が良ければオーロラを眺めることができるかもしれません。
赤や黄色に色づいたブドウ園に彩られたお城が、おとぎの国のような趣を醸し出すロワール渓谷。収穫に精を出すブドウ農家たちを眺めたり、地元産のワインに舌鼓を打ちながら川辺の絶景を楽しみましょう。
去り行く夏を惜しむならリスボンがオススメ。気温はまだ25ºC、観光客の去った街を悠々と散策することができるでしょう。ビーチが恋しい方はカイス・ド・ソドレ駅で乗車すれば、30分で到着です。
写真: Julian Dik / Unsplash