大成功してからも両親と暮らしている大物スターたち
ハリウッド屈指の高収入俳優、ブラッドリー・クーパー。しかし、2011年に父親が亡くなると母親を独りぼっちにしたくなかったため、ロサンゼルスの自宅に彼女を迎え入れた。
「母と生活できるのは素晴らしいことです」クーパーは当時『エスクァイア』誌にこうコメントした。「誤解しないでください。もちろん、問題がないとは言いません。でも、母が僕の家に居候しているというわけではありません。同じ屋根の下で、それぞれ生活しているんです」
異父妹が2014年に亡くなったことを受けて、母親ベティ・ルー・モートを自宅に呼び寄せた『プリティ・ウーマン』のジュリア・ロバーツ。
ロバーツの異父妹、ナンシー・モーツ(37歳)の死は自殺によるものと報じられている。この悲劇の後、母親のベティ・ルーはジュリア・ロバーツの家に越て、ジュリアの夫、ダニー・モーダーや子供たちと一緒に暮らすことに。残念ながら、彼女は2015年に80歳でこの世を去った。
トム・ホランドの人生で大きな役割を果たしているのは彼の両親だ。「スパイダーマン」いわく、両親のおかげで自分を見失うことなく地に足の着いた生活を送ることができているのだという。
両親と同居しているわけではないが、実家から歩いて5分のところに住んでいるトム。ハリウッドに大邸宅を買うつもりはないようだ。
世界屈指のテニスプレーヤーとして長年活躍を続けているラファエル・ナダル。彼の素晴らしいプレーはリラックスできる家庭があってこそだ。
そこで、ナダルは家族と生活することを選んだ。2015年以来、出身地であるマジョルカ島にある邸宅で大家族と暮らしているのだ。ナダルいわく、家族との生活は落ち着くし、地に足の着いた暮らしができるという。
世界中に何百万人ものファンを抱えるスーパースター、ゼンデイヤ。『スパイダーマン』で活躍した彼女は23歳にして1500万ドルもの財産を手にしており、家を購入して一人で暮らすことだってできるはずだ。しかし、ゼンデイヤにとって、両親という「バリア」に守られて暮らすのが安心なのだそうだ。さらに、彼女によると、両親と一緒に生活することには他にも利点があるという:タダで車を使えるということだ。
そんなゼンデイヤも2017年、ついに自宅を購入。もう両親の「バリア」なしでも一人でやっていけるということなのだろうが、スパイダーマンが彼氏なら両親も心強いことだろう。
ハリウッド有数のイケメン俳優、マイケル・B・ジョーダン。俳優として活躍する一方、親孝行も忘れない。 2016年に邸宅を購入し、両親と弟と一緒に暮らすことにしたのだ。
マイケルが家族と一緒に生活することを選んだのは、全身性エリテマトーデスを患う母親の面倒をみるためだ。内面もイケメンである。
自分のルーツにこだわりがあるビリー・アイリッシュは、今もカリフォルニア州ロサンゼルスのハイランドパーク地区にある実家で暮らしている。彼の兄も2019年まではこの家に住んでいた。
ビリーの家には寝室が2つしかないという。子供たちが音楽に取り組めるようにと、両親が居間で寝ることにしてくれたため、二人の兄妹はスペースを確保することができたのだ。また、バスルームも一つしかない。
『キリング・イヴ』で英国アカデミー賞を獲得したことで知られるジョディ・カマー。しかし、成功を手にした彼女も母親の手料理には敵わなかったようだ。ジョディは、母親が作るサンデーローストについて触れたが、きっと格別なのだろう。
『サンデー・タイムズ』の『スタイル』誌に、ジョディは「できれば、私が年をとって白髪だらけになるまで両親と一緒に暮らしたい」とコメント。そして「もちろん、自分のスペースも必要だし、独り立ちしなくちゃいけないのはわかってる。でも、そういう気分になれないの」と付け加えた。しかし、彼女には新しいパートナーがいるという噂もあり、もしかすると新たな世界に飛び込むことになるかもしれない。
映画界の新星として注目を浴びた当時のジェニファー・ローレンスは、2012年に行われたインタビューに対し、ロサンゼルスのアパートで両親と暮らしていることを打ち明けた。彼女いわく、長年ニューヨークの小さなアパートで暮らしていたので、大邸宅を独り占めするのはきっと落ち着かないと思ったから、とのこと。
2012年の段階では『ELLE』誌のインタビューに「1000万ドルを手に入れたけれど、まだ両親のアパートに住んでいるの。大邸宅を一人で独占するなんてきっと落ち着かないわ」と語ったジェニファー・ローレンス。しかし、気が変わったのか2016年に邸宅を購入した。
スクリーンではクールな姿勢を崩さないジェイミー・フォックスだが、こと両親に関しては熱い男だ。グラハム・ノートンとのインタビューの中で明かしたところによれば、「25ドル相当の違法薬物」を所持していたとして7年間服役して出所した父、ダレル・ビショップを自宅に招き、以来20年間一緒に暮らしているという。
ジェイミーは俳優としてのキャリアが軌道に乗ると、父親の面倒を見ることに。両親はすでに離婚していたが、2008年には母親も二人と一緒に暮らす決断をした。今では家族みんなで暮らしており、父も「元気にやっている」という。
2009年、オバマ一家がホワイトハウスに引っ越したとき、一緒にやってきたのがミシェル夫人の母。なにも、大統領夫妻が彼女の安全面に気を遣ったからというだけではない。彼女の方も孫の面倒を見たかったのだ。
ミシェル夫人いわく、世界中を飛び回らなくてはならない両親に代わって、誰か家族がいつも子供のそばにいてくれたのは助かったという。オバマ大統領が二期目の任期を終えたとき、ミシェル夫人の母はホワイトハウスのスタッフたちにもう会えなくなるのは寂しいとこぼした。スタッフも家族の一員のようになっていたからだ。
テイラー・ロートナーは2010年のハリウッドで一番輝いている若手俳優の一人だった。それでも彼は両親や妹と一緒に暮らすのが好きなのだという。 「今もゴミ出しをしたり芝刈りをしたりしているよ」
カリフォルニア郊外の質素な家で暮らすというのは、ハリウッドの贅沢なライフスタイルとは一線を画すものだ。ロートナーが今どこで生活しているのかはわかっていないが、おそらく一人暮らしではないだろう。
6000万ドルの財産を誇り、世界屈指のInstagrammerでもあるセレーナ・ゴメス。しかし、大人になってからも、かなりの期間を母親と継父と一緒に暮らしていた。
当時、母親夫婦はセレーナのマネージャーを務めていた。しかし、2014年にセレーナは両親を解雇し、自宅から追い出してしまったという。
『サタデー・ナイト・ライブ』や『ザ・スーサイド・スクワッド ”極”悪党、集結』のヒーロー、ピート・デヴィッドソンの度重なる破局は誰もが知るところだ。ポップスターのアリアナ・グランデや女優、ケイト・ベッキンセイルと別れた彼は、もうこりごりとばかりに母と暮らすことにしたのだ。しかも、ピートはエイミー・ウォーターズ・デイビッドソンと一緒に家まで購入したという。
4月の『ザ・トゥナイト・ショー・スターリング・ジミー・ファロン』でピートがしたコメントによれば、彼自身はアパートの地下で、母は上の階で生活しており、プライベートはある程度保たれているとのこと。母と一緒に隠れ家暮らしとは、言うことなしだろう。