あっと驚く世界のまちかどの彫刻:日本のガンダムも登場!
自宅の屋根に巨大なサメを突き刺すとは、家主は余程の大物に違いありません。この家の持ち主ビル・ハイネは、原発事故を前にして感じた無力感を表現するためにこの作品を依頼しました。愛好家に朗報:2018年以来、Airbnbを通じてこの家に宿泊することができるようになっています。
まるで少しずつ風景に溶け込むかのようなブルーノ・カタラーノの人物像は、さまよえる旅人のアイデンティティ崩壊を思わせます。
地球の奥深くから這いずり出てきたようなこの奇妙な巨人像はエルヴィン・ロラント・ヘルヴェの想像力の賜物です。ブダペストで開催された現代アートフェアのために特別につくられたこの作品は全体がポリスチレン製で、現在はもう見ることができません。
重さ8トン、高さ8メートルの巨大な鋼鉄製フォーク。 1995年以来設置されたこの作品にはスイスの彫刻家ジャン・ピエール・ツァウグのサインが刻まれています。ヴヴェイの食文化を紹介する博物館の10周年記念モニュメントとして制作されました。
言わずと知れた漫画のキャラクターにちなんで建てられた巨像の高さは18メートル、重さは88トン。 2009年にお台場で初公開されました。
プラハには素晴らしい彫刻がいくつもありますが、そのうちの1つがこれ。天才ダヴィド・チェルニーの作品「ハングドマン」(Viselec)です。この像は精神分析学の父ジークムント・フロイトの父親を表したものです。
マドリードの「堕天使の泉」にこの印象的なこの彫刻が設置されたのは1877年。彫刻家リカルド・ベイベルの作品で、レティーロ公園内にあります。奇妙なことに海抜666メートル地点にあり、悪魔に捧げられているかのようです。
このカラフルな作品「キャデラック・ランチ」は有名なルート66のすぐそばにあります。 10台のキャデラックでできたこの彫刻は、1974年にチップ・ロード、ハドソン・マルケス、ダグ・ミッチェルズによって製作されました。
鉄筋コンクリート製の「砂漠の手」はチリの芸術家マリオ・イララサバルによって1992年に建てられました。高さ11メートル。作者によると、作品に込められた意味は「見るもの次第」だそうな。
サンパウロのイビラプエラ公園内に1950年に設置されたこの彫刻の作者はリカルド・チピッキアというイタリアの芸術家です。 20世紀初めによく見られた子供たちの様子を表現しています。
2004年にお目見えしたこの彫刻は、先っぽにスカラベが刺さった巨大な針ですが、高さは23メートルにも達します。べルギーの芸術家ヤン・ファーブルの作品。
有名なストーンヘンジの現代版を作り出すため、芸術家のジム・レインダースとその家族は1987年に38台の自動車でこの巨大な彫刻を作りました。
サクランボのの乗ったスプーンをかたどった有名なこの橋は、1980年にスウェーデン系アメリカ人の芸術家クレス・オルデンバーグと妻コーシャ・ヴァン・ブリュッゲンが共同で制作しました。
彫刻家セルゲユス・プロトニコヴァスとスヴァユナス・ユルクスによって製作されたこの作品は地元の伝説を題材にしたもので、穀物と木材の蓄えが尽きかけていることを知らせるためにクライペダ城をさまよう幽霊を表しています。
宇宙船の形をした巨大な給水塔ですが、ヴァルジーニャを代表する観光スポットでもあります。有名な都市伝説によると、1996年にエイリアンがこの辺りで目撃されたとのこと。
「ロックなおばあさん」は、70歳のときにヘビーメタルのファンだと公言して有名になった、バジェカス地区の名物おばあちゃんアンヘレス・ロドリゲス・イダルゴをかたどった彫刻です。彼女の死を追悼してマドリードに設置されました。
トム・オッターネスによるこの奇妙な彫刻は、下水道から現れたワニが、頭の代わりにお金でパンパンの袋がついた男(資本主義をほのめかす)に食らいつく様子が表されています。
子供をむさぼる鬼の噴水は、ベルンにある最も古く奇抜なもののひとつです。 1545年に芸術家ハンス・ギエンによって設置されました。鬼の正体についてはユダヤ人・悪魔・神・民話の登場人物など諸説ありますが、ベルン市の創設者の兄弟だと考える人もいます。
19世紀にビクトリア州副総督を務めたチャールズ・ジョセフ・ラ・トローブを記念してチャールズ・ロブがこの逆さのモニュメントを制作しました。しかし、どうして上下逆なのか誰も知らないのです。
「親指」は1965年に制作されたセザール・バルダッチーニの彫刻。高さ12メートル、重さ18トンを誇るこの巨像はパリの金融街にそびえています。
標高約1,400メートル地点に位置する有名なバナの黄金橋。写真を見ればわかる通り、橋全体が2つの巨大な手で支えられているように見えます。近年ではもっとも観光客が訪れる場所のひとつになっています。
(写真:Le Porcs-Unplash)
ビルバオにあるグッゲンハイム術館の常設コレクションの一部としてこの巨大な彫刻を制作したのは、芸術家ルイーズ・ブルジョワ。「ママ」と題された巨大な蜘蛛は重さ22トン、高さ10メートを誇ります。
(写真:Pascal Bernardon / Unplash)
彫刻家ジャン・マレーはいかにもパリらしいモンマルトル地区の塀に、壁を通り抜ける男をかたどった奇妙な像を設置しました。この像は作家マルセル・エイメの作品に着想を得たものです。
この風変わりなピンクの像は、ブタとアヒルのあいの子です。
(写真:nc-sa 2.0 /Creative Commons)
プラハにあるルツェルナ宮殿で目にすることができるこの不思議な作品を作成したのは、芸術家ダヴィド・チェルニー。
モリネア海底彫刻公園はアンティル諸島にあるグレナダ西岸、カリブ海の底に設置された水中アートのコレクションです。イギリスの彫刻家ジェイソン・デカイレス・テイラーによって製作されました。
「ドナウ河畔の靴」は、第二次世界大戦中に殺害されたユダヤ人を追悼するために作られた彫刻群。ハンガリーの芸術家ギュラ・パウエルとジャン・トガイの作品です。