『フルハウス』のキャストたちは今
全8シーズン、192回の放送で世界中に笑いの渦を巻き起こした『フルハウス』。2022年1月に突然届いたボブ・サゲットの訃報に触れて、あの米国ドラマのインパクトを思い出した方も多いだろう。
あれから25年、今ではNetflixがスピンオフドラマ『フラーハウス』を配信しているが、月日の流れにもかかわらずタナー一家が失わなかったものがある:まるで本当の家族のような、固い絆だ。なんと、キャストたちはいまだに連絡を取り合っているというが、何故こんなに長続きしているのだろう?
ドラマでステファニー・タナー役をスタートしたとき、まだわずか5歳だったジョディ。もちろん、この写真の頃にはすでに11歳でスターの仲間入りを果たしていた。
1982年生まれ、離婚歴3回には見えない美しさを今も誇るジョディ。ニッコリ微笑むと、いまだにあの頃のキュートな少女が垣間見える。
ジェシーおじさんは放送開始時には24歳の若さだったが、この役のおかげで世界中の憧れの的に。
ジョン・ステイモスは1963年生まれだが、高級ブティックのマネキン顔負けのスタイルをいまだに維持し続けている。
今月、突然この世を去ってしまったボブ・サゲット。タナー家の父としてだけでなく、誰もが思い描く優しくて面白い理想の父親像を体現していたことがつくづく偲ばれる。
スタンダップコメディの全米ツアー中に65歳で逝去。大スターならたいてい悪口の一つや二つぶつけられるものだが、彼に対しては誰一人苦い言葉を口にしなかった。
番組が始まったとき二人はなんとわずか1歳だった。そして、世界中の人々に見守られてスターに成長したが……
輝かしい子供時代を過ごしたオルセン姉妹(1986生まれ)だったが、一転、芸能界を離れ、ビジネスで活躍。一方、下の妹エリザベスが女優としてスポットライトを浴びている。
番組に欠かせないトラブルメーカー、キミー・ギブラーを演じたアンドリア。女性版スティーブ・アーケルともいうべき彼女はシリーズ開始時11歳だった。
1976生まれのアンドリアだが、衰えぬ美貌を誇るばかりか、Netflixのスピンオフ『フラーハウス』では、年を重ねたことによってダンサーとしての魅力も発揮するようになった。
タナー家の長女D.J.は撮影開始時まだ11歳で、いつもニコニコ笑みを振りまいていた。
番組での父親役ボブサゲットの急逝にショックを受けたものの、キャンディス・キャメロン(1976年生まれ)の笑顔は今も健在だ。
『フルハウス』のシーズン1が始まったとき、ジョーイおじさんは28歳だった。1993年に撮影されたこの写真で隣に写っているのは、当時婚約していた歌手アラニス・モリセット。彼女はその後、デイブとの関係を名曲「ユー・オウタ・ノウ」に昇華した。
確かに見た目は年をとったが、デイブ・クーリエ(1959年生まれ)の中身は1987年当時とまったく同じだ。
1981年クリストファー・アトキンスとこの写真に納まったときロリはすでにスターだったが、『フルハウス』出演で彼女の知名度はさらに高まることに。この写真当時は17歳で、撮影開始時には23歳になっていた。
ジョン・ステイモスと共に80年代を代表する美男美女カップルとして活躍したロリ。二人はその後もたびたび共演し、少なくともスクリーンで見る限りでは相性の良さを発揮し続けている。