AIが生成した画像と本物の写真、あなたは見破れますか?

ロボット:1枚目
ロボット:2枚目
こっちがAI
水族館:1枚目
水族館:2枚目
こっちがAI
パン屋さん:1枚目
パン屋さん:2枚目
こっちがAI
草っ原:1枚目
草っ原:2枚目
こっちがAI
スタジアム:1枚目
スタジアム:2枚目
こっちがAI
ピザとジュース:1枚目
ピザとジュース:2枚目
こっちがAI
リンゴ:1枚目
リンゴ:2枚目
こっちがAI
雪化粧した樹々:1枚目
雪化粧した樹々:2枚目
こっちがAI
海:1枚目
海:2枚目
こっちがAI
ニューヨーク:1枚目
ニューヨーク:2枚目
こっちがAI
ロボット:1枚目

さて、問題です。これから2枚の画像を見てもらいます。そのうち片方は人工知能(DALL-E)が生成したもので、もう一方は実際の写真です。まずはこれ。どこか憎めない顔つきのロボット、このレトロなおもちゃは実際の写真でしょうか? それともAIが作り上げたもの?

ロボット:2枚目

にっこり微笑んでいるこのロボットはどうでしょう? 人間が撮った写真でしょうか? 画像生成AI「DALL-E」の手になるロボットでしょうか?

こっちがAI

AIが作ったのはこっちのロボットでした。

水族館:1枚目

この水族館の画像。写真でしょうか? AIが作った画像でしょうか?

水族館:2枚目

AIが生成したものでしょうか? 『ナショナル・ジオグラフィック』誌からとってきた記録写真でしょうか?

こっちがAI

よく見ると写真というよりは絵のほうに近いですが、この水族館の画像はカメラで撮られたものと見分けがつきにくく、AIの秘めたるクリエイティビティーがうかがえます。

パン屋さん:1枚目

パン、おいしいですよね。ところでこのパン、絵に描いたパンじゃないですよね?

パン屋さん:2枚目

ハード系のパンが並んでいます。ハードな現実に支えられたハードなパンなのか、それとも、AIがこしらえた架空のパンなのか?

こっちがAI

DALL-Eはこの画像を、「大きな丸いパンのある写真」という文章指示によって作成しました。

草っ原:1枚目

爽やかな緑です。写真? それともAI?

草っ原:2枚目

ほんとうの草でしょうか? 偽物の草でしょうか?

こっちがAI

2枚目がDALL-Eの生成した画像でした。

スタジアム:1枚目

大きなスタジアムには巨大スクリーンがつきものですよね。ところでこのスタジアム、実在するのでしょうか?

スタジアム:2枚目

2枚目はこちらの競技場。実際の写真でしょうか、機械の見る夢でしょうか?

こっちがAI

こちらの競技場は、DALL-Eのイマジネーションの中にだけ存在しています。

ピザとジュース:1枚目

そうそう、これがうまいんだよね。ところでこれ、本当のピザだよね? 画像生成のピザじゃないよね?

ピザとジュース:2枚目

トッピングがやや質素な気もするけど、うーん。

こっちがAI

やっぱりこっちがAIでした。DALL-Eの画像は真に迫っています。

 

リンゴ:1枚目

たわわに実ったリンゴ。赤い色があざやかです。これって食べれるリンゴですよね?

リンゴ:2枚目

色といい形といい艶といい、リンゴです。蜜の入りまではわかりません。遠くから見るとイチゴっぽくも見えます。

こっちがAI

食べられないのは2枚目のリンゴでした。AIの仕事は細部をおろそかにしません。

雪化粧した樹々:1枚目

北国の美しい冬景色です。灰色の空がリアルですが、AIが生成したものかもしれません。

雪化粧した樹々:2枚目

こちらの樹々には、より深く雪が積もっているように見えます。奥に見える家の屋根にも、しっかり雪が積もっていますね。この雪はさすがに本物でしょうか。それとも、どこかに怪しいところがありそうですか?

こっちがAI

ここまで描けたら大したものです。しかも、DALL-Eは画像を作成するスピードがとても早いのです。

海:1枚目

海そのものよりも、空の表情のほうが豊かな気がしますね。洋上にぽつんと浮かんでいるのは、ヨットでしょうか?

海:2枚目

さきほどの画像よりも散文的な海です。海沿いにお住まいの方で、この場所を知っている方はいらっしゃいますか?

こっちがAI

いたらちょっと困ります。AIが作った海ですから。

ニューヨーク:1枚目

夕暮れどきのニューヨークには、他の都市には求めがたい魔法と魅惑があります。AIが作った画像だとしたら、その魅惑にも水をさされることになりますが。

ニューヨーク:2枚目

眠らない街ニューヨーク、その摩天楼と煌めく光。さて、実際の写真でしょうか?

こっちがAI

この画像はよく見ると全体的に不自然なところがあり、AIが作ったものだとわかるでしょう。ただ、AIはどんどん進化しています。AIが生成した画像が実際の写真と見分けがつかなくなる日も、そう遠くはないかもしれません。

 

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