中国で世界最大級の金鉱床が発見される:「評価額」は約13兆円
中国で発見された金鉱床
太古の昔からその輝きで世界中の人々を魅了してきた黄金。中国の地質学者は2024年11月、これまで地球上で確認された中で最大規模と見られる巨大な金鉱床を発見したことを明らかにした。
湖南省で発見された金鉱床
11月20日、湖南省中部地質局(GPHB)は中国メディアに対し、巨大な金鉱床の発見を公表。この金脈は湖南省北東部にある王古金鉱で見つかった。
少なくとも40箇所の金鉱脈が見つかる
科学専門メディア「ライブ・サイエンス」によると、中国の鉱山労働者や地質学者は、この金鉱で少なくとも40の新たな金鉱脈を発見したという。
330トンもの金が埋まっている
地下約2,000メートルにあるこれらの金鉱脈には、なんと330トンにもおよぶ金が埋まっているという。さらに、発見はこれだけではない。
最大1,100トンの金が存在する可能性も
評価額は約13兆円にも達する
非常に質の高い金鉱
周辺の採掘場でも新たな金脈が見つかるかもしれない
現地の地質学者によれば、採掘場の周辺地域でも金の痕跡が発見されており、将来、他にも大規模な金鉱床が見つかる可能性があるという。
世界の金保有国ランキング
これまで最大の金埋蔵量はサウスディープ鉱山(南アフリカ)
専門メディア「マイニング・テクノロジー」によると、今回の発見以前、世界最大の金鉱床は南アフリカのサウスディープ鉱山であり、約1,025トンの金が埋蔵されていた。それに次ぐ埋蔵量を誇るのがグラスベルグ鉱山(インドネシア)とオリンピアダ鉱山(ロシア)だった。
金の価値は上がり続けている
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