2024年『フォーブス』誌日本版の長者番付:トップ10位を振り返ろう
毎年『フォーブス』誌が発表する長者番付で日本版のトップに立ったのは誰か、ご存じだろうか? 今年は50位以内にランクインした人の半数以上がこの1年間で資産を減らし、財力を増したのは16人にとどまるというが、ともあれミリオネア、あるいはビリオネアであることには変わりない。日本を代表する資産家たちトップ10人を振り返ってみよう。
昨年に続き長者番付のトップに輝いたのは柳井正氏。ユニクロを中心とした企業グループの持株会社「ファーストリテイリング」の代表取締役会長兼社長として、押しも押されぬ1位の座をキープした。
総資産額:5兆9,200億円
画像:Kyodo / Kyodo News Images
ソフトバンクグループを設立し、ポータルサイト「Yahoo!JAPAN」運営などを行う孫正義氏が、前年3位から2位に返り咲いた。前年より総資産額を61憶ドル増やし、2024年の長者番付の中で最も資産を増やした富豪となった。
総資産額:4兆2,000億円
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前年2位から3位となったのが、測定器や画像処理機器の企画、設計、開発、生産を行うキーエンス創業者の滝崎武光氏。本リストの富豪中、最も大きく資産が減少した富豪として順位を一つ下げた。
総資産額:3兆2,700億円
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ビールや清涼飲料水の製造・販売を行うサントリーホールディングス代表取締役会長の佐治信忠氏は、昨年と同じ4位にランクイン。
総資産額:1兆4,500憶円
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前年度16位から急上昇したのが半導体製造装置を手がけるDisco(ディスコ)の創業者一族、関家一家。前年比の資産増加率が長者番付内で最も高い約150%となり5位にランクインした。
総資産額:1兆1,500億円
画像:Instagram, @disco_pr
生理用品、紙おむつをはじめとした衛生用品の大手メーカー、ユニ・チャームの代表取締役社長、高原豪久氏は昨年5位から順位を1つ落とし6位となった。
総資産額:9,650憶円
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インターネット回線をはじめとした情報通信業、光通信の代表取締役会長兼CEOの重田康光氏は昨年12位から7位にランクアップした。
総資産額:6,530憶円
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19位から8位となったのが、土地開発業者、森トラスト会長の森章氏(写真右)。
総資産額:6,460憶円
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総合ディスカウントストア「ドン・キホーテ」の創業者である安田隆夫氏は、昨年14位から9位となった。
総資産額:6,380憶円
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靴の小売業会社ABCマートの創始者、三木正浩氏は昨年と同じ10位トップ10にランクイン。
総資産額6,300憶円
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