任天堂、マリオ映画の続編制作を発表
2023年4月に公開され好評を博した映画『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』だが、その続編が制作されることがわかった。3月10日、任天堂が発表した。
『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』は2023年に公開された映画。任天堂を象徴するキャラクターであるマリオとルイージを主人公とし、ゲームの世界を鮮やかに映像化した。
同作は待望の映画化ということもあって好評を博し、2023年の国内累計興行収入は140億円を突破。全世界興収も13億6000万ドル(約2000億円)を超えた。
そんな人気作となった映画に、続編が作られることがわかった。英語圏では「マリオの日」として親しまれている3月10日に任天堂が公式YouTubeチャンネルの動画で明かした。
動画にはマリオの生みの親であり、前作にもプロデューサーとして関わっていた宮本茂が登場。前作の制作会社イルミネーションと共同で新作映画に取り組んでいることを明かした。
画像:youtube / @ NintendoJP より
動画ではイルミネーションのCEOクリス・メレダンドリもコメントし、前作の監督、アーロン・ホーバスとマイケル・イェレニックも引き続き制作に携わっていることを述べた。
画像:youtube / @ NintendoJP より
また、映画の公開予定日が2026年4月3日であることも明かされた。内容などの詳細については現時点では述べられなかったが、宮本茂は動画内で「マリオらしい世界をさらに広げて、明るくて楽しい展開を考えています」とコメントしている。
任天堂からは昨年11月にも映画の企画が発表されている。2023年11月28日のリリースで任天堂はゲームシリーズ「ゼルダの伝説」を扱った実写映画の企画開発が開始したと述べている。
また、「ゼルダ」実写映画の監督は「メイズ・ランナー」シリーズや『猿の惑星/キングダム』(2024年公開予定)のウェス・ボールが担当することも発表されている。
リリースではこうも述べられている:「任天堂は、任天堂IPの映像化を自ら手がけることで、ゲーム専用機とは異なる経路で、世界中の皆様に任天堂が培ったエンターテインメントの世界に触れていただく機会を創出しています」ゲームの世界にとどまらずに広がっていく任天堂の世界のこれからが楽しみだ。
画像:Unsplash / Cláudio Luiz Castro