ポケットにヘビ100匹あまりを入れて税関を通過しようとした男(中国)
空港で押収される珍品の数々
空港にはときどき、とんでもないものを国境に持ち込み、とんでもない方法で税関を突破しようとする旅行者が現れる。これまでにも大量の花火やチェーンソー、弓矢といった珍品の数々が押収されているが、最近、このリストに新たなつわものが加わったようだ。
ズボンのポケットにヘビ100匹あまり
CNN放送によれば、生きたヘビ100匹あまりをズボンのポケットに入れ、こっそり中国に持ち込もうとした男が足止めされたというのだ。
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香港の境界にある検査場「福田口岸」
事件が起きたのは中国の深圳市にある「福田口岸」。香港と中国本土の間に設置された出入境検査場だ。
どうやってヘビを隠していたのか?
しかし、驚くべきはヘビの数である。一体、どのようにして100匹ものヘビをズボンのポケットに隠していたのだろうか?
6枚の袋に入れられたヘビたち
税関当局によれば、男は数種類のヘビを6枚の袋に分けて詰め込み、粘着テープで封をしてズボンのポケットに入れていたそうだ。
いずれも無毒
同放送いわく、発見されたヘビはミルクヘビ、セイブシシバナヘビ、アカダイショウ、テキサスラットスネーク、ブルスネークの5種で、いずれも無毒とのこと。
全部で104匹
税関当局によれば、押収されたヘビは全部で104匹。一体、何を考えているのだろうか……
大型動物の密輸拠点
実は、中国は大型動物の違法取引を行うための世界的な密輸拠点となってしまっており、政府当局も対応に頭を悩ませているのだ。
市場規模は年間200億ドル
オンライン紙『Infobae』が報じたところによれば、保護動物の闇市場は年間200億ドル規模に達しており、麻薬や規制品目の違法取引に次ぐ規模だという。
中国当局は対策を講じてきたが……
中国当局は以前から、外来種の密輸に対する罰則を強化するなど対策を講じてきたが、今回の男のような大胆な運び屋たちがそうやすやすと諦めることはなさそうだ。
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