めくるめく宇宙の映像:ハッブル宇宙望遠鏡が捉えた貴重な宇宙の姿
ハッブル宇宙望遠鏡が打ち上げられたのは1990年4月24日のこと。以来、30年間にわたって驚異的な宇宙の光景を人類に送り届け続けている。この写真はIC 342銀河の中心と、それを取り巻く高温の星間ガスだ。
写真:NASA
羽を広げた蝶のように見えることから「バタフライ星雲」の愛称を持つNGC 6302。この30年間にハッブル宇宙望遠鏡が捉えた光景の中でも、とりわけ印象的な写真だ。
写真:NASA
一方、この写真が見せてくれるのは、地球からおよそ1,400光年離れたところにあるオリオン座の散光星雲「火炎星雲」の美しい色合いだ。
写真:NASA
また、ハッブル宇宙望遠鏡は双子座付近で星間ダストの姿を捉えることに成功した。写真中央付近にある巨大な恒星が発する輝きは、まるで雨雲を貫く灯台の光のようだ。
写真:NASA
わし星雲の「創造の柱」と呼ばれる領域では活発に星が誕生している。この写真もまた、ハッブル宇宙望遠鏡の代表作であると言えよう。
写真:NASA
ハッブル宇宙望遠鏡の類まれな性能のおかげで、天文学者たちは宇宙観測史上最大のエネルギーの流れを捉えることができた。これはクエーサーから流れ出し、津波のように星間空間を移動している。
写真:NASA
ハッブル宇宙望遠鏡が捉えた荘厳な光景はまだある。この写真は、うお座の方向およそ2億1500万光年先にある渦巻銀河NGC 105だ。
写真:NASA
30年間にわたるハッブル宇宙望遠鏡の活躍は、NASAの歴史に残る素晴らしいショットをもたらした。私たちが暮らす天の川銀河の近くで、新たな星が誕生する瞬間を捉えたのだ。
写真:NASA
特徴的なリングで太陽系を彩る土星。この写真のおかげで、土星をかつてないほど詳細に眺めることができるようになった。
写真:NASA
目を疑うような光景だが、本物だ。この光り輝く帯は、私たちが暮らす天の川銀河とよく似た別の渦巻銀河だ。宇宙にはこのような銀河が数多く存在している。
写真:NASA
急速に蒸発しつつある太陽系外惑星。このような新たな謎を解き明かすことも、ハッブル宇宙望遠鏡の役目である。
写真:NASA
ハッブル宇宙望遠鏡が打ち上げ28周年目に人類に送り届けた歴史的な写真がこれ。カラフルに見えているのは干潟星雲だ。まるで絵画のようだが、宇宙に広がる現実の光景なのだ。
写真:NASA
2011年以来、NASAによる探査の舞台となっている木星。ここ20年で様々な新発見がなされている。この写真では、太陽系最大の惑星の表面にある美しい模様をはっきり見て取ることができる。
写真:NASA
オリオン大星雲を捉えたこの写真、主人公は星間雲と恒星風だ。変光星「LL Orionis」が物質を激しく噴き出しながら、不規則な変光を見せているのだ。
写真:NASA
この驚くべき写真をはじめ、ハッブル宇宙望遠鏡は、中型のブラックホールが実在するという紛れもない証拠をもたらしてくれた。
写真:NASA
「スターバースト銀河」とは爆発的な勢いで恒星を生み出す銀河のことだ。この写真のスターバースト銀河では、星間ダストに覆われた中心部に超大質量ブラックホールが隠されている。
写真:NASA
これは、1993年12月に実施されたハッブル宇宙望遠鏡の一度目のメンテナンス作業(SM1)で、ジェフリー・ホフマン飛行士が広域惑星カメラ1(WFPC 1)を取り外しているところ。
写真:NASA
ここでご紹介したのは、ハッブル宇宙望遠鏡が捉えた素晴らしい映像のほんの一部だ。宇宙の遥か彼方まで見渡す目として人類に数々の映像を送り届け、私たちが暮らす宇宙の仕組みをまた一つ解明するのを助けてくれたことを感謝しなくてはなるまい。
写真:NASA
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